B6131 テーマ いろいろな力チカラのはたらきを調シラべる 百科ヒャッカ事典ジテンへ ※　実ジツ験ケンのポイント ・おもりは、１円エン玉タマや５円エン玉タマがよかった。
準備ジュンビ A スパゲッティ、おもり、ものさし、プラスチック定規ジョウギ、スタンド ･変化ヘンカをデジカメで撮影サツエイし、画像ガゾウを比較ヒカクしてﾃﾞｰﾀを取トる事コトもしたが、たいへん分ワかりやすく、記録キロクされてよかった
B 斜面シャメン、紙カミ A ・斜面シャメンを下クダる台車ダイシャは、ビデオカメラで撮影サツエイし、コマ送オクりでその変化ヘンカを比較ヒカク、運動ウンドウの法則ホウソクを見ミつけることをした。
C おもり
ものさし
方法ホウホウ A スパゲッティにおもりをつるして、曲マがり方カタを調シラべる。 B C
　おもりの数カズやスパゲッティ（乾燥カンソウパスタ）の長ナガさ、本数ホンスウを変カえてみる
　竹タケひごや定規ジョウギでも試タメしてみる。 スパゲッティ
B おもちゃの自動車ジドウシャを斜面シャメンから離ハナし、その後ゴの動ウゴきを調シラべる。
　まめらかな面メン、紙カミ
　決キめられた場所バショからはなす。
C 力学リキガク台車ダイシャをおもりで引ヒいて、動ウゴきを調シラべる。 おもり
　おもりを変カえてみる。
結果ケッカ おもりと曲マがり方カタ
スパゲッティー　１本ホン
おもりの個数コスウ おもり　１ おもり　２ おもり　３ おもり　４ おもり　５
曲マがり　ｃｍ 0.8 1.5 2.4 3.3 4.0
スパゲッティー　２本ホン
おもりの個数コスウ おもり　１ おもり　２ おもり　３ おもり　４ おもり　５
曲マがり　ｃｍ 0.3 0.8 1,3 1.5 2.0
考察コウサツ 「おもり」と「曲マがり」は、比例ヒレイの関係カンケイにある。
重オモりが２倍バイ３倍バイになると、曲マがり方カタも２倍バイ３倍バイになる。（比例ヒレイの関係カンケイ）
問トい (1)　身ミの回マワりにある力チカラに関カンした現象ゲンショウを答コタえなさい。
物モノが落オちる すべる 伸ノびる 磁石ジシャクに付ツく 静電気セイデンキが発生ハッセイ 力チカラの学習ガクシュウ「画像ガゾウを読ヨみ取トろう」
重力ジュウリョク 摩擦マサツの力チカラ 弾性ダンセイの力チカラ 磁石ジシャクの力チカラ 電気デンキの力チカラ 　トンボの停止テイシと飛行ヒコウ
(2)　スパゲッティーが重オモりによる曲マがりは、何ナニの力チカラが働ハタラいているからですか。 　カマキリとセミ
弾性ダンセイの力チカラ 　ホシホウジャクのホバーリング
(3)　スパゲッティーにおもりをつけるとどんな力チカラがはたらき、どのような現象ゲンショウが起オきていますか。 　クレーンのパイク引ヒき上アげ
力チカラは、おもりの「重力ジュウリョク」スパゲッティーの「弾性ダンセイの力チカラ」
現象ゲンショウは、重力ジュウリョクと弾性ダンセイの力チカラが「つり合アっている」ということです。
(4)　昆虫コンチュウ「トンボ」の画像ガゾウからその「つり合アい」を答コタえなさい。
トンボの写真シャシン「半田ハンダ緑地リョクチ」から
①　交尾中コウビチュウのトンボは前足マエアシ４本ホンでぶら下サがるように枝エダにつかまり、後ウシろ足アシ２本ホンで身体カラダが枝エダに当アたらないように「突ツっ張パり」支ササえる。
②　枝エダに止トまったトンボは、①と同オナじ形カタチで、後ウシろ足アシを少スコし①より伸ノばした形カタチで身体カラダを支ササえる。
③　平タイらなところに停トまったトンボは、６本足ホンアシを少スコし広ヒロげ「重力ジュウリョク」「抗力コウリョク」、そして「風カゼに耐タえる」ように停トまる。
④　長ナガい間アイダ休ヤスむ時トキは、４本足ホンアシで木キに爪ツメをかけ、ぶら下サがるように停トまる。残ノコりの２本ホンは、身体カラダの動ウゴきを止トめるのみ。
⑤　小枝コエダの先サキに止トまる場合バアイは、左右サユウの羽ハネ、頭アタマと胴ドウ体タイのバランシスをとり、６本ホンの足アシをそろえて停トまる。
(5)　クレーンがコンクリパオプを引ヒき上アげていますその画像ガゾウから「つり合アい」を答コタえなさい。
B6132
B6132 どのようなとき力チカラはつり合アうのだろうか 百科ヒャッカ事典ジテンへ ※　実ジツ験ケンのポイント ・実ジツ験ケンが単純タンジュンで理解リカイが難ムズカしい生徒セイトもいる。生徒セイトによる演エン示ジ実ジツ験ケンで実ジツ験ケンの目的モクテキを理解リカイさせた
テーマ 二２つの力チカラがつり合アうときの関係カンケイを調シラべる
（厚紙アツガミにはたらく力チカラ）
準備ジュンビ 厚紙アツガミ、ばねばかり、糸イト
方法ホウホウ １　厚紙アツガミに二２つのばねばかりをかけて、両リョウ側ガワに引ヒく ばねはかり
　　厚紙アツガミが静止セイシしたとき、次ツギのことを調シラべる。
　　(1)　２つのばねばかりの目盛メモり
　　(2)　２本ホンの糸イトの位置イチ関係カンケイ ばねはかり
２　厚紙アツガミの位置イチを変カえて、１と同オナじことを行オコナう
結果ケッカ
ばねばかり 右ミギ 左ヒダリ
１回目カイメ ５０ｇ ５０ｇ
２回目カイメ ７０ｇ ７０ｇ
糸イトの位置イチ関係カンケイ
（１） 結果ケッカから、両側リョウガワに引ヒいたとき、右ミギと左ヒダリのばねばかりの大オオきさについてどのようなことが言イえるか。 等ヒトしい
（２） 両側リョウガワに引ヒいたとき、厚紙アツガミは、静止セイシした。静止セイシするとき、力チカラの大オオきさや向ムきについて 力チカラの大オオきさが等ヒトしく、向ムきが反対ハンタイ、一直線イッチョクセン上ジョウ
どのようなことが言イえるか、答コタえなさい。
まとめ
　 　 　 　 　
　一ヒトつの物体ブッタイに二２つの力チカラがはたらいてつり合アっているとき
(1)　二オオつの力のヒト大きさが等しい。 　
(2)　二つのイッチョクセン力ジョウは一直線上にある。 　
(3)　二ムつの力のハンタイ向きが反対である。 　
　 　 　 　 　
B6133
B6133 圧力アツリョクとは何ナニだろう 百科ヒャッカ事典ジテンへ ※　実ジツ験ケンのポイント ・簡単カンタンな実験ジッケンで、圧力アツリョクを計算ケイサンできるようにしておきたい
テーマ スポンジの上ウエにレンガを置オき、へこみ方カタのちがいを調シラべる。
準備ジュンビ レンガの大オオきさ、１０ｃｍ　２０ｃｍ　４０ｃｍ　、質量シツリョウ　３ｋｇ
方法ホウホウ １　レンガの置オく方向ホウコウを変カえて、スポンジのへこみ方カタのちがいを調シラべる実験ジッケンをした。
A
B
C
１０×４０ １０×２０
圧力アツリョク（N/ｍ２）　＝ 力チカラの大オオきさ（N）
面積メンセキ ２０×４０ １０×４０ １０×２０ 力チカラを受ウける面積メンセキ（ｍ２）
（凹ヘコみ最小サイショウ）   (凹ヘコみ最大サイダイ）
但タダし、レンガの質量シツリョウ　３ｋｇ、　寸法スンポウ　１０×２０×４０　（ｃｍ）
置オき方カタ A B C 置オき方カタ A B C
力チカラの大オオきさ（N） 30 30 30 力チカラの大オオきさ（N） 30 30 30
スポンジに触フれる面積メンセキｃｍ２ ２０×４０ １０×４０ １０×２０ スポンジに触フれる面積メンセキｃｍ２ 800 400 200
圧力アツリョク（Ｎ）／ｃｍ２ 0.0375 0.075 0.15 圧力アツリョク　（Ｎ）／ｃｍ２ 0.0375 0.075 0.15
問トい （１） 　A　,B　,C　のスポンジ触フれる面積メンセキをそれぞれ求モトめなさい。 上記ジョウキ
（２） 　A　,B　,C　の圧力アツリョクをそれぞれ求モトめなさい。 上記ジョウキ
（３） 置オき方カタと圧力アツリョクについてどのようなことがいえるか、答コタえなさい。 スポンジに触フれる面積メンセキが狭セマいほど、圧力アツリョクが大オオきい
圧力アツリョクをパスカル（Pa)で表アラワす。
１Pa　 ＝ １N／ｍ２ ０．０３７５N/ｃｍ２ ＝ ３７５Pa
１００Pa ＝ １ｈPa
１気圧キアツ 約ヤク1013 ｈPa
B6134
B6134 空気クウキの圧力アツリョクを調シラべよう 百科ヒャッカ事典ジテンへ ※　実ジツ験ケンのポイント ・定性テイセイ実験ジッケンとして扱アツカう
テーマ 空気クウキの重オモさを調シラべる
準備ジュンビ スプレーの空アき缶カン、電子デンシてんびん、空気入クウキイれ、
方法ホウホウ １　スプレーの空アき缶カンの重オモさをはかる
２　「空気入クウキイれ」で、１の空アき缶カンに空気クウキを詰ツめる
３　詰ツめた後アトの空アき缶カンの重オモさをはかる
実験ジッケン結果ケッカ
空アき缶カンの重オモさ ７７．８ｇ 空アき缶カンの重オモさ 77.8
空気クウキを詰ツめた缶カンの重オモさ ７８．５９ｇ 空気クウキを詰ツめた缶カンの重オモさ 78.59
空気クウキの重オモさ 　 空気クウキの重オモさ 0.79
問トい
(1) 空気クウキの重オモさを求モトめなさい。 0.79 ｇ　　（空気クウキには重オモさがある。）
(2) 地球チキュウをとりまく空気クウキは、地球チキュウにひきつけられている。
このとき受ウける単位タンイ面積メンセキあたりの力チカラを何ナニというか、答コタえなさい。 圧力アツリョク（大気圧タイキアツ） 大気圧タイキアツ
(３) (2)の圧力アツリョクを利用リヨウしたものにどのようなものがあるか、答コタえなさい。 ストロー、吸盤キュウバン、サイホン ストロー、吸盤キュウバン
(4) 大気圧タイキアツを求モトめなさい。（ただし、トリチェリーの実験ジッケンから、水銀柱スイギンチュウによる測定ソクテイで、水銀スイギンの密度ミツドは13.546、
水銀スイギンの高タカさは760mmとする。また、1kg重ジュウを9.80665N(ﾆｭｰﾄﾝ）とする ）
大気圧タイキアツ＝13.6　×　76　 1033.6 g重ジュウ/cm２ 10336 kg重ジュウ/m2
大気圧タイキアツ＝10336　×　9.80665 101361.5344 N/m2 101361.53 Pa 1013.6 ｈPa （　1hPa　=　100　Pa　）
(5) ストローで水ミズを吸スえる高タカさを求モトめなさい。（ただし、水ミズの密度ミツドを　１　ｇ/cm3　とする。）
(4)から　大気圧タイキアツは、1033.6g重ジュウ/cm2　で、密度ミツドが　1g/cm3　から、ストローで約ヤク1033cmの高タカさまで吸スうことができる。
これは、約ヤク10m　まで吸スうことができる計算ケイサンになる。
B6112
B6112 実験ジッケン1 入射角ニュウシャカクと反射角ハンシャカク ※　実ジツ験ケンのポイント ・光源コウゲンからは、直進チョクシンする光ヒカリがよいので、市販シハンされた光源コウゲン装置ソウチを使ツカった方ホウがよい
百科ヒャッカ事典ジテンへ ･太陽タイヨウの光ヒカリは、焦点ショウテンを結ムスび、電球デンキュウの光ヒカリは焦点ショウテンを結ムスびにくい理由リユウを説明セツメイしておくとよい
テーマ 鏡カガミにあてた光ヒカリの進ススみ方カタを調シラべる
準備ジュンビ 方眼紙ホウガンシ、光源コウゲン装置ソウチ、鏡カガミ
方法ホウホウ １　装置ソウチを右ミギ図ズのように配置ハイチする。 光源コウゲン装置ソウチ 鏡カガミ
２　鏡カガミに光ヒカリを当アて、道ミチすじを記録キロクする。
 
鉛筆エンピツ  
３　光ヒカリをあてる角度カクド（入射ニュウシャ角カク）を変カえて  
　２と同オナじことをやってみる。  
  　
　  
入射角ニュウシャカク 　 　 　    
　
　 　 　 　 　 　
　
結果ケッカ 　
右ミギ図ズ、光ヒカリが鏡カガミに当アたると、入射角ニュウシャカクと反射角ハンシャカクの角度カクドが等ヒトしい大オオきさで進ススむ 反射角ハンシャカク 　
　 　 　
まとめ 　
光ヒカリは、入射角ニュウシャカクと反射ハンシャ角カクが等ヒトしく進ススむ。（反射ハンシャの法則ホウソク）
百科ヒャッカ事典ジテンへ
B6120 テーマ 音オトの伝ツタわりかた B6120 B6120
百科ヒャッカ事典ジテンへ 準備ジュンビ
方法ホウホウ
１　真空中シンクウチュウでは、音オトは伝ツタわるだろうか
容器ヨウキの中ナカの
２　空気クウキを入イれたら音オトは伝ツタわるだろうか 空気クウキを抜ヌく
３　ガラスなどは音オトを伝ツタえるだろうか （ガラス棒ボウで確タシかめる）
４　固体コタイは音オトを伝ツタえるだろうか （金属キンゾクなどで確タシかめる） 音オトを出ダしているもの　：　音源オンゲン
５　液体エキタイは音オトを伝ツタえるだろうか （イルカ、鯨クジラの声コエの確認カクニン） 音オトの伝ツタわる速ハヤさ（音速オンソク）　　参考サンコウ文献ブンケン　理科リカ便覧ビンラン（浜ハマ島シマ書店ショテン）
物質ブッシツ 速ハヤさ（m/秒ビョウ）
６　気体キタイは音オトをつたえるだろうか （スピーカーの音オト） 　 空気クウキ（乾燥カンソウ０℃） 331.5
気体キタイ 空気クウキ（乾燥カンソウ15℃） 340.6
結果ケッカ 　 水蒸気スイジョウキ（１００℃） 404.8
容器ヨウキの空気クウキを抜ヌくと音オトは聞キこえなくなる。 液体エキタイ 水ミズ（２３～２７℃） 1500
ガラス、固体コタイ、液体エキタイは音オトを伝ツタえる。 　 エーテル 985
気体キタイも音オトを伝ツタえる。 　 氷コオリ 3230
固体コタイ 鉄テツ 5950
まとめ 　 ガラス 5440
気体キタイ、液体エキタイ、固体コタイを音オトは伝ツタわる
音源オンゲンは、振動シンドウしている。
音オトの速ハヤさは、
空気中クウキチュウの音速オンソク（ｍ／秒ビョウ）　＝　３３１．５　＋　０．６　ｔ　 （ｔ　：温度オンド　℃）